企業における技術開発は、自社・他社の出願状況を確認しながら、進めて行く必要があります。適切な開発テーマの設定、抜けのない出願のためには、自社・他社の特許出願状況の全体を俯瞰しておくことが必要だからです。このために利用されるのが特許マップです。
コンピュータにより自動作成される統計的な特許マップもありますが、弊所では多年の経験から、次のような特許マップを推奨し、いくつか作成しました。これは、自社・他社の多数の出願を、構造と機能(作用・効果)とを切り口として分類し、これを構造及び機能を縦軸・横軸とした表に展開したものです。
そのコンパクトなイメージは次のようですが、実用タイプでは縦横の項目数は数倍になり、各マス目には通常複数の特許が入ります。収録件数は数十件〜数百件になります。自社特許と他社特許とは色分けして収録します。下の具体例では、公報番号をクリックすると特許公報が現れますが、クリックすると要約と代表図が現れ、さらにクリックすると特許公報が現れるタイプも作成可能です。USP等を含めることも可能です。
この特許マップによると、出願が集中している領域、抜けのある領域が一目瞭然となり、効果的な特許網の構築や技術開発テーマの設定に利用できます。
出願の一つ一つに目を通し、特許の射程範囲を確認しながら分類してゆくため、作成に非常に手間を要しますが、やはりこれが開発部署や知財部署にとって最も利用性が高いものです。構造及び機能の分類は、技術者と共に検討します。
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| 演奏性向上 | 音色向上 | 調整の 容易化 |
調整の 自由度向上 |
部品点数 削減 |
加工性向上 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ボディ | 実開平 6-36093 |
特開平 10-124058 |
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| ブリッジ | 特許 3798707 |
特開平 5-188927 |
特開 2003-186465 |
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| ピックアップ | 特開平 7-319469 |
特開平 8-110781 |
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| 弦 | 実開平 6-47996 |
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| ネック | 特開 2002-258865 |
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| ヘッド | 特開平 5-165461 |
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| 回路 | 実登 3090012 |
特公平 7-43595 |
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