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初対面の方に、よく“珍しいね”と言われる駄栗毛(だくりげ)という名字。これは夫の郷里でも数少なく、日本では数件しかないのだそうです。お陰で1度お会いしたお客様には名前を覚えていただけるので、とても有難いと思っています。

私にとって最初の勤務先である化学品製造会社では、研究員を経て特許部に所属し、界面活性剤、液晶化合物、吸水性樹脂、ウレタン樹脂などの技術分野の出願・中間処理業務に携わっておりました。その当時からじっくりと明細書を作成していく仕事のスタイルが自分に向いていると感じたものです。その後、結婚・出産で仕事を離れましたが、数年後には薬剤師として仕事を再開。子供の手が離れた頃合を見計らって、念願の弁理士試験に向けての勉強を始めました。家族は夢に向かって頑張る私を心から応援してくれて、それが何よりの励みでした。合格した時は文字どおりみんなで飛び上がって喜びましたね。
弁理士として仕事を始めて数年。ようやく初心者マークが取れようかという私ですが、発明のポイントを明確に把握し、最も権利を取りたいのはどの部分か、いかに広範囲で権利を取れるかなど、難しい案件と格闘しながら充実した毎日を送っています。明細書づくりで一番強く意識するのは、ズバリわかりやすさ。そのため先輩弁理士が作成した明細書にできるだけたくさん目を通し、表現力や語彙力、記述スタイルを磨いています。現在は電気系を中心とした案件を扱っていますが、将来的には専門である有機系材料やバイオ、遺伝子系の分野にも取り組みたいですし、審判請求などを含め仕事の幅も広げていきたいですね。

仕事に対してついつい欲張りになってしまう私の疲れや緊張を癒してくれるのは、やはり我が家。休日は編み物やビーズアクセサリー作りをのんびりと楽しみ、ちょっと凝った料理を作って家族とゆっくり食事をとれば、バッテリーは満タンです。もう少し時間があれば、趣味のお華(これでも一応師範なんですよ!)を子供に教えてあげられるのですが…なんて、贅沢は言っていられません。まずは弁理士の能力を磨き、母として、女性として、弁理士として、いつまでも輝いていられるよう努力していきたいと思っています。